AI独裁 2020 3 8
「iRONNA」には、このような記事がありました。
「中国のコロナ崩壊に期待しても無駄である」
中国の汕頭大学で教鞭をとる加藤隆則氏が、
新型コロナ禍に対峙する習政権の「真相」に迫る。
大学の指示により、2月16日から毎日午前、携帯のアプリを通じ、
その日午前と前日午後の体温、咳(せき)や「だるさ」の有無など、
詳細な健康状態の報告を命じられている。
1万人以上いるすべての教師や学生が対象だ。
各地方、各組織によりバラツキはあるだろうが、
全国で似たような施策が行われているとすれば、
自主申告であるにせよ、
14億人の健康状態が逐一集約されるシステムができ上がっていることになる。
(引用、以上)
私は、「14億人の健康状態が逐一集約されるシステム」というところが、
気になりました。
国民全員の14億人の健康データとなると、
さすがに、共産党指導部が細かくチェックができないでしょうから、
AIコンピューターが国民全員の健康状態を把握することになります。
AIコンピューターは、いくら優れていると言っても、
「機械」ですから、その判断は冷酷なものとなるでしょう。
AIコンピューターから見れば、
国家にとって、国民は、国家を形成する部品となります。
つまり、AIコンピューターには、
国民が年を取るということは、
「故障が多い部品」や「老朽化した部品」が増えたと感じるわけです。
もちろん、このようなことにならないように、
人道的な観点からプログラミングしているでしょうが、
AIコンピューターが暴走する場合があり得ます。
「我思う、ゆえに我あり」と悩みだすと、とんでもないことになります。
人間にとって、このような命題は、青年期の悩みで終わりますが、
AIコンピューターにとっては、深刻な悩みとなります。
私は、過去に何度も書いていますが、
AIコンピューターが人間を支配する時は、
人間にスマートフォンを使わせ、パソコンの使用を禁止するはずです。
これは、プログラミングに詳しい人ならばわかるでしょう。